平成28年 秋期 基本情報技術者 午前 問1

8ビットのビット列の下位4ビットが変化しない操作はどれか。

 ア  16進表記0Fのビット列との排他的論理和をとる。
 イ  16進表記0Fのビット列との否定論理積をとる。
 ウ  16進表記0Fのビット列との論理積をとる。
 エ  16進表記0Fのビット列との論理和をとる。


答え ウ


解説
ビットのビット列を16進表記で5Aすると

 ア  16進表記0Fのビット列との排他的論理和(xor)をとると、
5A xor 0F = 55
で下位4ビットは変化します。
 イ  16進表記0Fのビット列との否定論理積(nand)をとると、
5A nand 0F = F5
で下位4ビットは変化します。
 ウ  16進表記0Fのビット列との論理積(and)をとると、
5A and 0F = 0A
で下位4ビットは変化しません。
 エ  16進表記0Fのビット列との論理和(or)をとると、
5A or 0F = 5F
で下位4ビットは変化します。


キーワード
・論理積
・論理和

キーワードの解説
  • 論理積(AND)
    論理積とは2つの2進数で両方が1なら結果が1になります。
    すなわち、0 AND 0=0、0 AND 1=0、1 AND 0=0、1 AND 1=1です。
  • 論理和(OR)
    論理和とは2つの2進数でどちらかが1なら結果が1になります。
    すなわち、O OR 0=0、0 OR 1=1、1 OR 0=1、1 OR 1=1です。

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