整数1〜1,000を有効とする入力値が、1〜100の場合は処理Aを、101〜1,000の場合は処理Bを実行する入力処理モジュールを、同値分割法と境界値分析によってテストする。
次の条件でテストするとき、テストデータの最小個数は幾つか。
[条件] |
@ |
有効同値クラスの1クラスにつき、一つの値をテストデータとする。
ただし、テストする値は境界値でないものとする。 |
A |
有効同値クラス、無効同値クラスの全ての境界値をテストデータとする。 |
答え エ
【解説】
条件から同値分割法では有効同値クラスの1クラスにつき、一つの値をテストデータでおれは境界値でないので、2〜99から1個、102〜999から1個テストします。
境界値分析では、有効同値クラス、無効同値クラスの全ての境界値をテストデータなので、0、1、100、101、1,000、1,001の6個テストします。
【キーワード】
・同値分割法
・限界値分析
【キーワードの解説】
- 同値分割法
起こりうるすべての事象をいくつかのグループに分け、各グループから代表値を選んでテストを行う方法です。
このグループを「同値クラス」といい、同様の出力結果が得られる入力値の集合です。
有効同値クラスとはシステムの入力として有効(正しい)なもので、無効同値クラスとはシステムの入力として無効(エラー)なものです。
- 限界値分析(境界値分析)
入力を、有効なデータの範囲と無効なデータの範囲に分け、その境界となる値を用いて実行
もっと、「同値分割法」について調べてみよう。
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