軽微な不正や犯罪を放置することによって、より大きな不正や犯罪が誘発されるという考え方はどれか。
ア |
環境設計による犯罪予防理論(CPTED) |
イ |
日常活動理論 |
ウ |
不正のトライアングル理論 |
エ |
割れ窓理論 |
答え エ
【解説】
ア |
環境設計による犯罪予防理論(Crime Prevention Through Environmental Design、CPTED)は、建物や地域などの環境のもつ犯罪誘発要因を分析してそれを排除するという、直接的な犯罪予防手法です。 |
イ |
日常活動理論は、「動機づけられた犯行者」、「適当な標的」、「有能な監視者の欠如」という要素が重なり合うとき、犯罪が発生するという考えです。 |
ウ |
不正のトライアングル理論は、「機会」、「動機」、「正当化」の3つの要素がすべてそろった時に不正が発生するという考えです。 |
エ |
割れ窓理論は、軽微な不正や犯罪を放置することによって、より大きな不正や犯罪が誘発されるという考えです。 |
【キーワード】
・割れ窓理論
【キーワードの解説】
- 割れ窓理論(Broken Windows Theor)
建物の窓ガラスが割れたまま放置されていると、管理人がいないと思われ、凶悪な犯罪が増えるという理論です。
これは、目に見える軽微な犯行を減少させることで、重大な犯行の誘発を防ぐという考え方でもあります。
もっと、「割れ窓理論」について調べてみよう。
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