平成28年 秋期 ITストラテジスト 午前II 問7

環境分析の代表的なフレームワークについて、外部環境を分析するものと内部環境を分析するもので整理した図のcに当てはまるものはどれか。
ここで、ア〜エはa〜dのいずれかに対応する。

 ア  PEST分析  イ  SWOT分析
 ウ  バリューチェーン分析  エ  ファイブフォース分析


答え イ


解説

 ア  PEST分析は、政治(法規制、Politics)、経済(景気動向、Economy)、社会(流行、Society)、技術(新技術、Technology)の外部環境を把握し、自社の製品改善方針を決定する手法です。
 イ  SWOT分析は、は自社の製品(サービス)を、内部環境の強みと弱み、外部環境の機会と脅威の観点で評価・分析するための手法です。
 ウ  バリューチェーン分析は、事業活動のどの部分で利益が生み出されているかを分析する手法です。
 エ  ファイブフォース分析は、収益性を決める5つの要因(新規参入者の脅威、バイヤの交渉力、競争業者間の敵対関係、代替え製品の脅威、サプライヤの交渉力)から分析する手法です。
これをまとめると
 
になります。


キーワード
・SWOT分析

キーワードの解説
  • SWOT分析
    目標達成のための意思決定において、強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の評価を行うことです。
    • 強み(Strengths)
      目標達成に貢献する内部(組織、個人)の特質
    • 弱み(Weaknesses)
      目標達成の障害となる内部の特質
    • 機会(Opportunities)
      目標達成に貢献する外部(競合他社、景気)の特質
    • 脅威(Threats)
      目標達成の障害となる外部の特質

もっと、「SWOT分析」について調べてみよう。

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