顧客の氏名、住所などが記載された住所録の取扱いa〜dのうち、個人情報保護の観点から適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a |
顧客から本人の登録内容の確認希望があっても、情報の保護を理由に開示しない。 |
b |
住所録から全員の氏名と住所を抽出した一覧を作成し、それを顧客全員に配布して誤りがないことを確認してもらう。 |
c |
住所録のデータを書き込んだCD-ROMを破棄するときには破砕する。 |
d |
住所録のデータをファイルに保存するときには暗号化する。 |
ア |
a、c、d |
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イ |
a、d |
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ウ |
b、c |
|
エ |
c、d |
答え エ
【解説】
a |
顧客から本人の登録内容の確認希望があった場合、情報を開示する必要があります。 |
b |
住所録から全員の氏名と住所を抽出した一覧を作成し、それを顧客全員に配布すると情報漏えいになります。 |
c |
住所録のデータを書き込んだCD-ROMを破棄するときには破砕することで機密性を維持できます。 |
d |
住所録のデータをファイルに保存するときには暗号化することで機密性を維持できます。 |
【キーワード】
・個人情報保護法
【キーワードの解説】
- 個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)
個人情報の取り扱いに関連する法律。情報システムの普及による情報化社会の進展により、膨大な個人情報を容易に保持・管理できるようになり、プライバシーの侵害の不安が増大し制定された。
個人情報を所持して事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされ、個人情報を漏らした場合や、主務大臣への報告義務等の適切な対処を行わなかった場合は、事業者に対して刑事罰が科される。
もっと、「個人情報保護法」について調べてみよう。
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