デュアルコアプロセッサに関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
1台のPCに2種類のOSを組み込んでおき、PCを起動するときに、どちらのOSからでも起動できるように設定する。 |
イ |
1台のPCに2台のディスプレイを接続して、二つのディスプレイ画面にまたがる広い領域を一つの連続した表示領域にする。 |
ウ |
同じ規格、同じ容量のメモリ2枚を一組にして、それぞれのメモリに同時にアクセスすることで、データ転送の実行速度を向上させる。 |
エ |
一つのLSIパッケージに二つのプロセッサ(処理装置)の集積回路が実装されており、それぞれのプロセッサは同時に別々の命令を実行できる。 |
答え エ
【解説】
ア |
1台のPCに2種類のOSを組み込んでおき、PCを起動するときに、どちらのOSからでも起動できるように設定するのは、デュアルブートです。 |
イ |
1台のPCに2台のディスプレイを接続して、二つのディスプレイ画面にまたがる広い領域を一つの連続した表示領域にするのは、デュアルディスプレイです。 |
ウ |
同じ規格、同じ容量のメモリ2枚を一組にして、それぞれのメモリに同時にアクセスすることで、データ転送の実行速度を向上させるのは、(メモリの)デュアルチャネルです。 |
エ |
一つのLSIパッケージに二つのプロセッサ(処理装置)の集積回路が実装されており、それぞれのプロセッサは同時に別々の命令を実行できるのは、デュアルコアです。 |
【キーワード】
・並列処理
【キーワードの解説】
- 並列処理
複数のマイクロプロセッサ(コンピュータ)に処理を分散して割り当て、同時に計算・処理を行うことで、システム全体の処理性能を向上させる技術です。
近年はプロセッサの内部に複数の処理装置を実装するマルチコアが主流になりますが、これは処理の高速化のほかに、消費電流の低減(発熱量の削減)の目的もあります。
もっと、「並列処理」について調べてみよう。
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