表示装置には色彩や濃淡などの表示能力に限界がある。
一つ一つの画素では表現可能な色数が少ない環境でも、いくつかの画素を使って見掛け上表示できる色数を増やし、なめらかで豊かな階調を表現する手法はどれか。
ア |
インデックスカラー |
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イ |
オーバーレイ |
ウ |
カーニング |
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エ |
ディザリング |
答え エ
【解説】
ア |
インデックスカラー(indexed color)は、使用する色を決まった数だけあらかじめ選んで通し番号をつけておき、色の指定に番号を用いる色表現方式です。 |
イ |
オーバーレイ(overlay)は、画像や画面の上に別のものを重ねて表示する手法です。 |
ウ |
カーニング(kerning、文字詰め)は、文章を表示・印刷したときの、文字と文字の間の空白のことで、その文字間の空白を広げたり詰めたりすることや、ソフトウェアの持つそのような機能を表します。 |
エ |
ディザリングは、一つ一つの画素では表現可能な色数が少ない環境でも、いくつかの画素を使って見掛け上表示できる色数を増やし、なめらかで豊かな階調を表現する手法です。 |
【キーワード】
・ディザリング
【キーワードの解説】
- ディザリング(dithering)
アナログ信号のデジタル化や、画像データの表示や音声データの再生を行なう際に、データに意図的にわずかなノイズを加え、加工するよって境界部分の平滑化や誤差の周期化などを抑える手法で、単純な処理結果に比べ、人間の視覚や聴覚にとってより自然で美しく感じられる結果を得ることができます。
もっと、「ディザリング」について調べてみよう。
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