平成29年 春期 システム監査技術者 午前II 問3

システム監査基準(平成16年)の前文に記述されている基準の利用目的はどれか。

 ア  監査人の行為規範として、システム監査業務の品質を確保し、有効かつ効率的に監査を実施するために利用する基準である。
 イ  システム監査人が監査上の尺度として用いるために、情報セキュリティ監査基準と一体として利用する基準である。
 ウ  情報システムに保証を付与することを目的とした監査で鳴く、改善のための助言を行うことを目的とした監査日曜するための基準である。
 エ  組織体の外部者に監査を依頼するシステム監査でなく、組織体の内部監査部門などが実施するシステム監査に利用するための基準である。


答え ア


解説
経済産業省が平成16年10月8日に公表したシステム監査基準の前文に利用目的は『システム監査基準は、システム監査業務の品質を確保し、有効かつ効率的に監査を実施することを目的とした監査人の行為規範である。』(ア)と書かれています。


キーワード
・システム監査基準

キーワードの解説
  • システム監査基準
    経済産業省により作成された情報システムを監査するための基準です。
    この基準には、情報システムが災害や不正なアクセス等の脅威などへの「安全性」、情報システムが期待したとおりの性能を発揮し、異常停止などの誤動作などへの「信頼性」、情報システムが期待通りの性能を発揮し、企業経営に適切に貢献しているかの「効率性」について監査し、その結果を経営層に助言、報告をし、改善状況を監視します。

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