A社では、受注から納品までの期間が、従来に比べて長く掛かるようになった。
原因は、各部門の業務の細分化と専門化が進んだことによって、受注から出荷までの工程数が増え、工程間の待ち時間も増えたからである。
経営戦略として、リードタイムの短縮とコストの削減を実現するために社内の業務プロセスを抜本的に見直したいとき、適用する手法として、適切なものはどれか。
答え イ
【解説】
ア |
BCM(Business Continuity Management、事業継続マネジメント)は、リスク発生時に事業の継続を図り、取引先に対するサービスの提供の停止・低下を最小限にするかを目的とします。 |
イ |
BPRは、社内の業務プロセスを抜本的に見直したいときに行います。 |
ウ |
CRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)は、顧客満足度を向上させるために、顧客とのやり取りを全社で共有し、効率的な営業活動を行なうことを目的とします。 |
エ |
SFA(Sales Force Automation、営業支援)は、営業支援のために使う情報システムやそのシステムを使い営業活動を効率化することです。 |
【キーワード】
・BPR
【キーワードの解説】
- BPR(Business Process Re-engineering、ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)
業務プロセスが分業化された企業において、組織やビジネスルール、手順を根本的に見直し、ビジネスプロセスに重点を置いて、組織、業務フロー、情報システムなどを再構築することです。
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