ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいてソフトウェア実装プロセスを構成するプロセスのうち、次のタスクを実施するものはどれか。
[タスク]
- ソフトウェア品目の外部インタフェース、及び、ソフトウェアコンポーネント間のインタフェースについて最上位レベルの設計を行う。
- データベースについて最上位レベルの設計を行う。
- ソフトウェア結合のための暫定的なテスト要求事項及びスケジュールを定義する。
ア |
ソフトウェア結合プロセス |
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イ |
ソフトウェア構築プロセス |
ウ |
ソフトウェア詳細設計プロセス |
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エ |
ソフトウェア方式設計プロセス |
答え エ
【解説】
ア |
ソフトウェア結合プロセスは、ソフトウェアユニット及び構成部品を組み合わせ、結合されたソフトウェア品目を作り出すことが目的で、ソフトウェアユニット及びソフトウェアコンポーネントをソフトウェア品目に結合するために結合計画を作成し、テストします。 |
イ |
ソフトウェア構築プロセスは、ソフトウェア設計を適切に反映した実行可能なソフトウェアユニットを作り出すことが目的で、各ソフトウェアユニット及びデータベースをテストするためのテスト手順及びデータを作成します。 |
ウ |
ソフトウェア詳細設計プロセスは、要求事項及びソフトウェア方式に対して実装し、検証でき、コーディング及びテストを可能にするために十分に詳細である設計をソフトウェアのために提供することが目的で、ソフトウェア品目の各ソフトウェアコンポーネントに対して詳細設計を行います。 |
エ |
ソフトウェア方式設計プロセスは、要求事項を実装し、それに対して検証できるソフトウェアの設計を提供することが目的で、ソフトウェア品目の外部インタフェース及びソフトウェア品目のソフトウェアコンポーネント間のインタフェースについての最上位レベルの設計や、データベースについての最上位レベルの設計、ソフトウェア結合のために暫定的なテスト要求事項及びスケジュールを定義します。 |
【キーワード】
・ソフトウェアライフサイクルプロセス
【キーワードの解説】
- ソフトウェアライフサイクルプロセス(software life cycle process、SLCP、共通フレーム)
ソフトウェアの開発において、発注者側(顧客)と受注者側(開発者)の間で、役割分担、開発内容、責任範囲などについて誤解が生じないように、両者の間で用語を共有化するためのガイドラインです。
従来の共通フレーム98が改定され、共通フレーム2007になり超上流プロセスの可視化や信頼性ガイドライン要素が追加されています。
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