システムの移行計画に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
移行計画書には、移行作業が失敗した場合に旧システムに戻す際の判断基準が必要である。 |
イ |
移行するデータ量が多いほど、切替え直前に一括してデータの移行作業を実施すべきである。 |
ウ |
新旧両システムで環境の一部を共有することによって、移行の確認が容易になる。 |
エ |
新旧両システムを並行運用することによって、移行に必要な費用が低減できる。 |
答え ア
【解説】
ア |
移行計画書では移行作業が失敗ときに移行を中止し、旧システムでの運用を継続して行うかどうかの判断基準を設定する。(〇) |
イ |
移行するデータが多いときは、更新のないデータについては事前に移行し、移行当日のサービスを停止する時間を短くするようにする。(×) |
ウ |
新旧システムで共有を行うと、共有している部分を新旧のどちらが使用しているか見極めが難しくなるので、移行の確認が難しくなる。(×) |
エ |
新旧両システムを並行運用すると、両システムでデータの状態を合わせる作業が発生するため移行の費用は増える。(×) |
【キーワード】
・システム移行
【キーワードの解説】
- システム移行
旧システムから新システムへの移行は、サービスを停止する時間を短くするために計画をたて行う必要がある。
また、移行して新システムで稼動してから移行時に行うべき作業に抜けがあったりしないように、試験環境での移行テストを行い、移行時の作業シナリオを作成する。
もっと、「システム移行」について調べてみよう。
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