ECサイトが実施した3種類のバナー広告A〜Cについて、広告費用、バナー広告クリック数、各バナー広告からサイトにアクセスして商品を購入した人数は表のとおりである。
コンバージョン率、顧客獲得単価(商品購入者1人当たりの広告費用)の説明として正しいものはどれか。
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バナー広告A |
バナー広告B |
バナー広告C |
広告費用(円) |
150,000 |
750,000 |
1,000,000 |
バナー広告クリック数 (サイトアクセス数)(回) |
300 |
500 |
600 |
商品購入者数(人) |
6 |
25 |
30 |
ア |
バナー広告A〜Cのコンバージョン率は同一であるが、顧客獲得単価はバナー広告Aが最も安い。 |
イ |
バナー広告Aは、三つのバナー広告の中で、コンバージョン率が最も低く、顧客a獲得単価は最も安い。 |
ウ |
バナー広告Bとバナー広告Cのコンバージョン率は同一であり、バナー広告Aとバナー広告Cの顧客獲得単価は同一である。 |
エ |
バナー広告Cは、三つのバナー広告中で、顧客獲得単価が最も高く、コンバージョン率は最も低い。 |
答え イ
【解説】
コンバージョン率と顧客獲得単価を求める計算式は
コンバージョン率 = 商品購入者数÷バナー広告クリック数
顧客獲得単価 = 広告費用÷商品購入者数
であり、各バナー広告のコンバージョン率と顧客獲得単価を求めると
|
バナー広告A |
バナー広告B |
バナー広告C |
広告費用(円) |
150,000 |
750,000 |
1,000,000 |
バナー広告クリック数 (サイトアクセス数)(回) |
300 |
500 |
600 |
商品購入者数(人) |
6 |
25 |
30 |
コンバージョン率(%) |
2 |
5 |
5 |
顧客獲得単価(円) |
25,000 |
30,000 |
33,333 |
になる。
【キーワード】
・コンバージョン率
【キーワードの解説】
- コンバージョン率(conversion rate)
インターネット広告の成果を表す指標の一種で、Webサイトを訪れたユーザーのうち実際に商取引(会員登録や商品購入)に至ったユーザーの割合のことで、広告の内容だけでなく、取り扱う商材やビジネスモデル、Webサイトの内容、ユーザービリティ(使い勝手)など、様々な要因によって大きく変わってきます。
もっと、「コンバージョン率」について調べてみよう。
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