システム監査報告書に記載する指摘事項に関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア |
監査証拠による裏付けの有無にかかわらず、監査人が指摘事項とする必要があると判断した事項を記載する。 |
イ |
監査人が指摘事項とする必要があると判断した事項のうち、監査対象部門の責任者が承認した事項を記載する。 |
ウ |
調査結果に事実誤認がないことを監査対象部門に確認した上で、監査人が指摘事項とする必要があると判断した事項を記載する。 |
エ |
不備の内容や重要性は考慮せず、全てを漏れなく指摘事項として記載する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
監査証拠による裏付けない事項を、監査人が指摘事項としてはいけません。(×) |
イ |
監査人が指摘事項とする必要があると判断した事項は、監査人の責任で記載します。(×) |
ウ |
調査結果に事実誤認がないことを監査対象部門に確認した上で、監査人が指摘事項とする必要があると判断した事項を記載します。(○) |
エ |
システム監査報告書には、不備の内容や重要性を考慮した指摘事項を記載します。(×) |
【キーワード】
・監査証拠
【キーワードの解説】
- 監査証拠
監査意見を立証するために用いる実際のデータや資料のことです。
監査人が検証した動作の結果、システム設置状況、関係者に対するヒアリングで得られた説明や証言などからなります。
もっと、「監査証拠」について調べてみよう。
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