平成18年 秋期 基本情報技術者 午前 問24

シリアルATAの特徴として、適切なものをどれか。

 ア  1本のケーブルにマスタとスレーブの2台が接続できる。
 イ  内蔵ハードディスク専用の規格である。
 ウ  複数のポートを束ねて用いることによって高速化できる。
 エ  ポートマルチプライヤを用いてポート数が拡張できる。


答え エ


解説
シリアルATAはパラレル転送方式だったものをシリアル転送方式に変えたことにより、これにより、シンプルなケーブルで高速な転送速度を行うことができ、ポートマルチプライヤを用いてポート数が拡張できる。


キーワード
・ATA
・シリアルATA

キーワードの解説
  • ATA
    Advanced Technology Attachment の略で、パーソナルコンピュータとハードディスク間のインタフェースの一つである。
    当初、ハードディスク間のインタフェースはSCSI(Small Computer System Interface)が主であったが、1980年代中にコンパック社が開発したIDEが主流になった。
    その後、扱える容量の問題などから、EIDE、ATAPI、BigDriveなどの規格が出ている。
    ATAは、EIDE、ATAPI、BigDriveなどを、一つの規格にしたもので、ATA-1がEIDE、ATA-4がATAPIなどとなっている。
  • シリアルATA
    シリアルATAは、従来のUltra ATAなどのパラレル転送方式をシリアル転送方式に変更したものである。

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