次の条件でのアプリケーションプログラムの初年度の修正費用の期待値は、およそ何万円か。
[条件]
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| ア | 640 | イ | 1,280 | ウ | 1,600 | エ | 6,400 |
答え ア
【解説】
条件(1)(2)から、プログラムの規模と潜在不良率から、プログラム中の不良件数を求めます。
2,000kステップ×0.04件/kステップ=80件
条件(3)の1年間で発見される不良率から、初年度に見つかる不良の件数はを求めます。
80件×20%=16件
条件(4)(6)から、1年間で発見される修正が必要な影響度大の不良の件数を求めます。
16件×20%=3.2件
条件(5)から、発見された不良の修正費用を求めます。
3.2件×200万円=640万円(ア)
【キーワード】
・プログラムの修正費用の期待値
- プログラムの修正費用の期待値
プログラムの開発を行い運用が始まると、基本的に開発に携わってきた人たちは仕事が終わりですので、次の仕事に移っていきます。
ただ、運用を開始したシステムが完全である保証がないため、不良(バグ)が発生したときのための用意をしておかなければいけません。(具体的には人の配置です。)
これを用意しておかないと、不良発生時に対応作業が発生し、そのとき行っている仕事の遅延が発生してしまいます。
ここで、問題なのは何人の人間を用意しなければいけないのかです。多く見積もれば維持費(保守料)の高いシステムになり使われなくなってしまいますし、少なく見積もれば不良発生時に赤字になってしまいます。
そこで、企業ごとに過去の経験からプログラム規模から、不良対策にどの程度費用が発生するかを求める計算式を決めています。
もっと、「期待値」について調べてみよう。
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