平成18年 春期 基本情報技術者 午前 問14

昇順に整列済の配列要素A(1)、A(2)、…、A(n )から、A(m )=k となる配列要素A(m )の添字m を2分探索法によって見つける処理を図に示す。
終了時点でm =0の場合は、A(m )=k となる要素は存在しない。
図中のaに入る式はどれか。
ここで、/は、小数点以下を切り捨てる除算を表す。

 ア  (x +y )→m  イ  (x +y )/2→m
 ウ  (x -y )/2→m  エ  (y -x )/2→m


答え イ


解説
2分探索法では、データ列の中央の要素のデータを比較に使用するため、aにはデータ列の中央の場所を計算する処理が入る。
探索対象のデータはx y なので、その中央の値m を求める式は(x +y )/2(イ)になる。


キーワード
・2分探索法

キーワードの解説
  • 2分探索法
    整列(ソート)済みのデータ列に対して行う探索方法で、データ列の中央の値を見て、検索したい値との大小関係を用いて、検索したい値が中央の値の右にあるか、左にあるかを判断して、探索範囲を狭めながら行っていく方法です。

もっと、「2分探索法」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ