USBの特徴に関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
PCなどの小型コンピュータと、磁気ディスク、レーザプリンターなどの周辺機器を接続するパラレルインタフェースである。 |
イ |
音声や映像など、リアルタイム性の必要なデータ転送に適した高速な転送方式を採用しており、FireWireとも呼ばれている。 |
ウ |
シリアルインタフェースであり、元来はモデムを接続する規格であったが、PCと周辺機器を接続するのにも使われる。 |
エ |
三つのデータ転送モードがあり、外付け磁気ディスクはハイスピードモード、プリンターやスキャナはフルスピードモード、キーボードやマウスはロースピードモードで使用される。 |
答え エ
【解説】
ア |
SCSI(Small Computer System Interface)の説明です。
SCSIには色々なバージョンがありますが、最近のPCで使われることはほとんどありません。 |
イ |
IEEE 1394の説明です。
アップルコンピュータが提唱したインタフェースです。USB同様ホットスワップに対応しています。 |
ウ |
RS-232Cの説明です。
モデム以外にもプリンターや10キーなどを接続するのに使用します。
レガシーインタフェースに分類されUSBやIEEE 1394に役割を取って代わられました。 |
エ |
USBの説明です。
ロースピード(LS)はマウスやキーボード、フルスピード(FS)ではプリンター、ハイスピード(HS)ではディスク装置などを接続します。
一つのインタフェース(コネクタ)で複数の周辺機器を接続できるため、小型化したPCで広く使われるようになりました。 |
【キーワード】
・USB
【キーワードの解説】
- USB(Universal Serial Bus)
コンピュータと周辺機器を接続するためのシリアルインタフェースで、PCで標準的に採用されています。
USBの主な特徴は、
- 三つの速度の異なる転送モードを持っている。
ロースピード:1.5Mbps、フルスピード:12Mbps、ハイスピード:480Mbps
- 最大で127台の機器を接続できる。
- コンピュータが動作している状態で、接続・切断が行える(ホットスワップ)。
などがあります。
もっと、「USB」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|