PCのコンピュータウイルスに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
ウイルスの潜伏しているプログラムファイルがコンピュータ内に存在している場合であっても、コンピュータ利用者が意図的にファイルを起動しない限りほかのシステムに伝染しない。 |
イ |
ウイルスは、主記憶装置を物理的に破壊したり、コンピュータ利用者の意図しない動作を引き起こしたりする。 |
ウ |
ウイルスを検出・駆除するためのエンジンや定義ファイルなどが、最新のものに更新されているコンピュータでは感染しない。 |
エ |
駆除作業では、ウイルスに感染していないOS起動ディスクを使用することによって、ブートセクタからの伝染を回避することができる。 |
答え エ
【解説】
ア |
利用者が起動しなくても、特定の要因で自動起動して他のシステムに伝染するコンピュータウイルスもある。 |
イ |
コンピュータウイルスが主記憶装置を物理的に破壊することはない。 |
ウ |
アンチウイルスソフトが最新の状態であっても、未知のコンピュータウイルスには感染する。 |
エ |
コンピュータウイルスに感染していないOS起動ディスクを使用することで、ブートセクタからの感染を回避可能です。 |
【キーワード】
・コンピュータウイルス
【キーワードの解説】
- コンピュータウイルス
コンピュータウイルスは、
- 自己伝染機能:自己の複製を他のシステムに感染を広げる機能
- 潜伏機能:特定の条件がそろうまで、活動を待機する機能
- 発病機能:データの破壊、システムを不安定にする、バックドアを作成するなどの機能
の、一つ以上の性質を持ったものを指します。
コンピュータウイルスの感染は、FDなどのメディアとメールの添付ファイル、インターネットからが多いです。
コンピュータウイルスを検出・駆除するためのソフトウェアをアンチウイルスソフトウェアといい、コンピュータウイルスの特徴(パターン)を記録したファイルと、コンピュータ内のファイルの照合(パターンマッチング)を行い検出します。
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