コンピュータで使われている文字符号の説明のうち、適切なものはどれか。
ア |
ASCII符号はアルファベット、数字、特殊文字及び制御文字からなり、漢字に関する規定はない。 |
イ |
EUCは文字符号の世界標準を作成しようとして考案された16ビット以上の符号体系であり、漢字に関する規定はない。 |
ウ |
Unicodeは文字の1バイト目で漢字かどうかが分かるようにする目的で制定され、漢字とASCII符号を混在可能にした符号体系である。 |
エ |
シフトJIS符号はUNIXにおける多言語対応の一環として制定され、ISOとして標準化されている。 |
答え ア
【解説】
ア |
ASCII(American national Standard Code for InfomationInterchange)符号はアメリカ規格協会が定めたものなので、英数字、特殊文字、制御文字からなり、漢字などの規定はありません。 |
イ |
EUC(Extended UNIX Code)は複数バイトの文字を扱う文字符号で、日本語や複数バイト言語の各国の文字の規定があります。 |
ウ |
UnicodeはISO(国際標準化機構)で標準化された文字符号です。1バイト目で漢字かどうかがわかるようにはなっていません。 |
エ |
シフトJISは日本国内の規格でISOとして標準化はされていません。 |
【キーワード】
・文字符号
【キーワードの解説】
- 文字符号(文字コード)
コンピュータ上で文字を使用するために、各文字に割り当てた値やその体系(一覧表、コード表)です。
古くはアメリカ規格協会の定めたASCIIやIBM社の定めたEBCDICがあり、今は各国語に対応し100種類以上あります。
最初は8ビット(1バイト)で1つの文字を8ビットで表現していましたが、日本語のように文字数が多い言語があるため16ビット(2バイト)で表現するコードもあります。
もっと、「文字コード」について調べてみよう。
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