平成18年 春期 基本情報技術者 午前 問74
ABC分析を説明したものはどれか。
ア
POSシステムで収集した販売情報から、顧客が買物をした際の購入商品の組合せなどを分析する。
イ
網の目状に一定の経線と緯線で区切った地域に対して、人口、購買力などさまざまなデータを集計し、より細かく地域の分析を行う。
ウ
一定の目的で地域を三つに分割し、各地域にオピニオンリーダーを選んで反復調査を行い、地域の傾向や実態を把握する。
エ
商品ごとの販売金額又は粗利益額を高い順に並べ、その累計比率から商品を三つのランクに分けて商品分析を行い、売れ筋商品を把握する。
答え エ
【
解説
】
ア
データマイニングの説明です。
データマイニングを行ない関連する製品を探し、陳列を変えることで売上げの向上を目指します。
イ
エリアマーケティングの説明です。
地域格差を把握するために使用します。
ウ
口コミ(くちこみ)マーケティングの説明です。
インターネットの普及により、オピニオンリーダーの影響力が高まっているため、こういったマーケティング手法が出てきました。
エ
ABC分析では売上や利益から商品をA
:
売れ筋、B
:
一般、C
:
不人気に分類します。
【
キーワード
】
・ABC分析
【
キーワードの解説
】
ABC分析
「重点分析」とも呼ばれ、たくさんあるものを整理し大事な項目(売上高、費用対効果)の大きい順にならべ、プライオリティ(優先度)をつけることです。
優先度の高いものをグループA、次がグループB、下がグループCになります。
小売店ではABC分析を行い、売れ筋商品を見つけて商品の陳列を変えて目立つようにしたり、売れない商品の取り扱いをやめたりします。
もっと、「ABC分析」について調べてみよう。
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