3台のコンピュータA〜Cが図のように接続されている場合、システム全体の稼働率は幾らか。
ここで、A〜Cの稼働率は、すべて0.8とする。
また、コンピュータA、Bによって構成されている並列接続部分については、A、Bのいずれか1台でも稼動していれば、当該部分は稼動しているものとする。
ア |
0.512 |
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イ |
0.768 |
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ウ |
0.928 |
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エ |
0.992 |
答え イ
【解説】
コンピュータA、Bが並列接続で、コンピュータCが並列接続なので、このシステムの稼働率は、
(1-(1-Aの稼働率)×(1-Bの稼働率))×Cの稼働率
になり、A〜Cの稼働率は0.8なので
(1-(1-0.8)×(1-0.8))×0.8=(1-0.2×0.2)×0.8=0.96×0.8
=0.768
(イ)になります。
【キーワード】
・直列システムの稼働率
・並列システムの稼働率
【キーワードの解説】
- 直列システムの稼働率
複数の装置が直列に接続しているときのシステムの稼働率は、システムを構成する各装置の稼働率の積で求めることができます。
図のシステムのが場合、αの稼働率×βの稼働率です。
- 並列システムの稼働率
複数の装置が並列に接続しているときのシステムの稼働率は、システムを構成する全ての装置が停止している確率を1から引いた値になります。
図のシステムの場合、1-(1-αの稼働率)×(1-βの稼働率)です。
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