平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問47

プログラムテストの管理図において、図のようにすべての線が横ばい状態になった。
この状況から推測できることとして、適切なものはどれか。

 ア  解決困難なバグに直面しており、その後のテストが進んでいない。
 イ  テスト項目の消化実績が上がっており、バグの発生がなくなった。
 ウ  バグが多発し、テスト項目の消化実績が上がらなくなった。
 エ  バグ発生とテスト項目消化の比率が一致し、未解決バグがなくなった。


答え ア


解説

 ア  未消化テスト項目が減っていない、未解決バグ数は減っていないことから、解決困難なバグに直面していることがわかります。
 イ  未消化テスト項目が減っていないのいで、この説明は正しくありません。
 ウ  検出バグ数が増えていないので、この説明は正しくありません。
 エ  未解決バグ数が0でないので、この説明は正しくありません。


キーワード
・プログラムテスト管理図

キーワードの解説
  • プログラムテストの管理図
    プログラムテストの進捗状況、品質状態を管理するための図です。
    横軸に時間をとり、縦軸にテスト項目数とバグ数をとって、テスト項目の進捗具合とバグの検出状況、検出したバグの解決状況をグラフにします。
    すべてのテスト項目が完了し、検出バグ数のグラフが水平状態になり、未解決バグ数が0になると、テスト工程の完了になります。

もっと、「プログラムテストの管理図」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ