平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問48

次のアローダイアグラムで表される作業A〜Hを見直したところ、作業Dだけが短縮可能であり、その所要日数を6日間にできることがわかった。
業務全体の所要日数は何日間短縮できるか。
ここで、矢印に示す数字は各作業の標準日数を表す。

 ア  1  イ  2  ウ  3  エ  4


答え ウ


解説
図のアローダイアグラムで業務全体の期間を決めている作業の順番は
 A(5) → C(5) → D(10) → E(5)→ H(6)
で、所要日数は31日間である。[1]

作業Dが6日間に短縮したときの、業務全体の期間を決めている作業の順番は
 A(5) → C(5) → F(12) → H(6)
になり、所要日数は28日間になる。[2]

従って、[1][2]から所要日数の短縮は3日間(ウ)である。


キーワード
・アローダイアグラム

キーワードの解説
  • アローダイアグラム(arrow diagram)
    作業と日程の流れを矢印で結ぶことで作業の順序を明示的に表すことができ、日程管理に使われます。
    PERT図(Program Evaluation and Review Technique)ともいわれます。
    実線は実際の作業が発生する箇所で、点線部分は作業は発生しないが同期を行う必要があることを示します。
    新QC七つ道具の一つです。

もっと、「アローダイアグラム」について調べてみよう。

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