データベースが格納されている記憶媒体に故障が発生した場合、バックアップファイルとログを用いてデータベースを回復する操作はどれか。
ア |
アーカイブ |
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イ |
コミット |
ウ |
チェックポイントダンプ |
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エ |
ロールフォワード |
答え エ
【解説】
ア |
アーカイブとは、複数のファイルを1つにまとめる処理のことです。
UNIX(Linux)のtarコマンドがアーカイブになります。
ZIPやLZHなどの圧縮コマンドは、アーカイブ+圧縮を行う処理です。 |
イ |
コミットとは、データベースの更新処理を行うトランザクションが完了(正常終了)したときに、その結果を確定させる処理のことです。 |
ウ |
チェックポイントダンプとは、データベースの状態を定期的に記憶するチェックポイントの結果のデータのことです。 |
エ |
ロールフォワードとは、データベースを格納している記憶媒体に障害が発生したときに、データベースのバックアップファイルと、バックアップファイル作成〜障害発生までのデータベース更新情報(ログ、更新後ジャーナル)を用いて、データベースの復旧を行う作業です。 |
【キーワード】
・データベースの復旧
【キーワードの解説】
- データベースの復旧
データベースの復旧には、データベースを格納している記憶媒体(ハードディスク)などに障害が発生し復旧させる場合と、データベースを操作する処理に問題が発生し、処理で操作した内容を取り消す復旧の2つがある。
前者の復旧作業は、データベースのバックアップとバックアップから障害までのデータベース更新情報(ログ、更新後ジャーナル)を使って行い。
後者の復旧作業は、データベース更新情報(ログ、更新前ジャーナル)を使って行う。
もっと、「データベースの復旧」について調べてみよう。
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