平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問22

記憶媒体の記録層として有機色素を使い、レーザ光によってビットと呼ばれる焦げ跡を作ってデータを記録する光ディスクはどれか。

 ア  CD-R  イ  CD-RW  ウ  DVD-RAM  エ  DVD-ROM


答え ア


解説

 ア  CD-Rは、記録されていないディスクに、レーザ光で焦げをつくりデータを記録する光ディスクです。
一度データを書くと書き換えできません。
 イ  CD-RWは、色素をレーザ光で熱して結晶構造を変えてデータを記録する光ディスクで、繰り返し書き換えることが可能です。
 ウ  DVD-RAMは、CD-RWと同じように色素をレーザ光で熱して結晶構造を変えてデータを記録する光ディスクで、繰り返し書き換えることが可能です。
 エ  DVD-ROMは、製造時にデータを書き込んだ状態にする光ディスクで、読み取り専用で書き込みや書き換えは行えません。
ゲーム機のソフト用の媒体としても使われています。


キーワード
・光ディスク

キーワードの解説
  • 光ディスク
    光(半導体レーザ)の反射により情報を読み書きする記録媒体(ディスク)である。
    光ディスクには、製造時にデータを書き込むもの(CD-ROM、DVD-ROM、LDなど)や、何も記録されていない状態で販売され、ユーザーが一度だけ書き込めるもの(CD-R、DVD-Rなど)、繰り返し書き換えが可能なもの(MD、CD-RW、DVD-RWなど)がある。

もっと、「光ディスク」について調べてみよう。

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