平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問25

プラズマディスプレイパネルの発光方式の説明として、適切なものはどれか。

 ア  ガス放電に伴う発光を利用する。
 イ  画面の各ドットを薄膜のトランジスタで制御し、光の透過率を変化させる。
 ウ  電圧を加えると発光する有機化合物を用いている。
 エ  電子銃から電子ビームを発射し、蛍光体に当てて発光させる。


答え ア


解説

 ア  プラズマディスプレイパネルは、ガス放電に伴う発光を利用しています。
 イ  液晶(ディスプレイ)の説明です。
 ウ  有機EL(ディスプレイ)の説明です。
 エ  ブラウン管(ディスプレイ)の説明です。


キーワード
・プラズマディスプレイパネル

キーワードの解説
  • プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel、PDP)
    ガス放電による発光を利用した平面型表示素子の一種である。
    自発光型のディスプレイで視野角が広く、応答速度が速い、色純度がよい、(液晶と比べて)大型化が容易という利点を持つ。
    欠点としては、明るい部屋でのコントラストが低い、擬似輪郭が発生する、焼き付きが起こりやすい、ディスプレイが熱を持つ、高精細化が困難などがある。欠点については近年は以前に比べかなり改善されている。

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