平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問42

次のような注文データが入力されたとき、注文日が入力日以前の営業日がどうかを検査するために行うチェックはどれか。

注文データ
伝票番号
(文字)
注文日
(文字)
商品コード
(文字)
数量
(数値)
顧客コード
(文字)

 ア  シーケンスチェック  イ  重複チェック
 ウ  フォーマットチェック  エ  論理チェック


答え エ


解説

 ア  シーケンスチェックとは、データの入力時に昇順や降順の入力順のルールがある場合のチェックです。
 イ  重複チェックとは、伝票番号のように全データ内でユニークではないといけない項目が重複していないかのチェックです。
 ウ  フォーマットチェックとは、データの型(タイプ)と入力されたデータの内容が合っているかのチェックです。
問題では数量の項目に数字以外が入力されるのを防ぎます。
 エ  論理チェックとは、論理的に矛盾しているデータの入力を防ぐチェックです。
問題文の未来の日付のほかにも、存在しない日付(2月30日、13月32日など)のチェックも論理チェックです。


キーワード
・データチェック

キーワードの解説
  • データチェック
    システムでデータ入力時に入力されたデータが間違えていないかの確認を、システム側で行い、誤った入力データで動作することを防ぎます。
    問題の注文データの場合、同じ注文番号が2重に存在したり、数値を入力する項目(数量)に文字データを入力されたりすることのチェックを行います。

もっと、「データチェック」について調べてみよう。

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