アプリケーションの保守に関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
テスト終了後は速やかに本稼働中のライブラリにプログラムを登録し、保守承認者に報告する。 |
イ |
変更内容が簡単であると判断できる場合は、本稼動用のライブラリを直接更新する。 |
ウ |
保守作業が完了しないまま放置されるのを防ぐためにも、保守の完了を記録する。 |
エ |
保守作業は、保守作業担当者によるテストが終了した時点で完了とする。 |
答え ウ
【解説】
ア |
テスト終了後は、保守承認者がテスト結果についての承認を行ってからリリース(ライブラリへの登録)を行います。 |
イ |
変更内容が簡単であっても、関係するプログラムへの影響などを考慮する必要があるので、必ずテストを行ってからリリースします。 |
ウ |
大規模なアプリケーションの場合、不具合報告などが非常に多いため、作業漏れを防ぐためにも記録をとることは必要です。
また、リリース後のアプリケーションの不具合件数の統計を行っている企業も多いので、記録することは必須のことが多いです。 |
エ |
保守作業は、保守承認者(責任者)が保守内容を承認し、リリースした時点で終了となります。(企業ごとに手続が異なる部分ですので、一概には言えませんが…。) |
【キーワード】
・アプリケーションの保守
【キーワードの解説】
- アプリケーション(ソフトウェア)の保守
アプリケーションの保守とは、アプリケーションの改良・最適化と不具合(バグ)を修正する工程(プロセス)で、開発工程の一部分になります。
開発したアプリケーションの運用を開始すると、今まで開発者が行っていたテスト以外の様々な操作が多くの利用者により行われるため、運用前のテスト段階で洗い出せなかった不具合が出ます。
その後、不具合が出尽くして動作が安定してくると、使い勝手の改善などの修正が行われます。
もっと、「ソフトウェアの保守」について調べてみよう。
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