A社で雇用しているオペレーターのQ氏を、B社に派遣することになった。
労働者派遣法で定められているものはどれか。
ア |
A社は、Q氏がA社を辞めてB社に雇用されることを禁止できる。 |
イ |
B社はA社に対して、Q氏を指名して派遣を要請できる。 |
ウ |
Q氏の派遣契約期間は、最長1年間である。 |
エ |
Q氏は、B社の定められた指揮命令者の下で労働に従事する。 |
答え エ
【解説】
ア |
労働者派遣法では、派遣された労働者が派遣元企業を辞めることや、派遣先企業に雇用されることを禁止していません。(また、禁止することもできません。) |
イ |
労働者派遣法では、特定の人を指名して派遣させることはできません。 |
ウ |
労働者派遣法では、派遣期間は最長3年です。 |
エ |
労働者派遣法では、派遣先企業は指揮命令者を定めることになっています。 |
【キーワード】
・労働者派遣法
【キーワードの解説】
- 労働者派遣法
労働者派遣法は自分が雇用する労働者を、派遣先事業者と労働派遣契約を結んで、派遣先の指揮(命令)で労働させることです。
目的は派遣労働者の権利の確保と、労働者派遣事業の適正な運用になります。
なお、正式名称は「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」です。
もっと、「労働者派遣法」について調べてみよう。
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