2個の文字AとBを使って、長さ1以上7以下の文字列は何通りできるか。
答え イ
【解説】
この問題は長さが1〜7の文字列の個数なので、順列の個数になる。
長さ |
文字列 |
個数 |
1 |
A, B |
2=21 |
2 |
AA, AB, BA, BB |
4=22 |
3 |
AAA, AAB, ABA, ABB, BAA, BAB, BBA, BBB |
8=23 |
4 |
AAAA, AAAB, AABA, ABAA, BAAA、AABB, …, BBBA, BBBB |
16=24 |
… |
… |
… |
7 |
AAAAAAA, AAAAAAB, …, BBBBBBA, BBBBBBB |
128=27 |
よって、求める文字列の数は
2 1+2 2+2 3+2 4+2 5+2 6+2 7
=2+4+8+16+32+64+128
= 254(イ)
である。
【キーワード】
・順列・組合せ
【キーワードの解説】
- 順列・組合せ
要素の集り(集合)から、いくつかの要素を選び出し、選び出した順番に意味があるのが順列(permutation)。選び出した順番に意味がないのが組合せ(combination)。
例)A〜Fの文字が書かれた6枚のカードから、任意の2枚のカードを選び、1枚目と2枚目に選んだカードの文字について順列を求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)を別に数えるが、組合せを求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)は1つとして数える。
もっと、「順列・組合せ」について調べてみよう。
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