平成20年 春期 基本情報技術者 午前 問7

2個の文字AとBを使って、長さ1以上7以下の文字列は何通りできるか。

 ア  128  イ  254  ウ  255  エ  256


答え イ


解説
この問題は長さが1〜7の文字列の個数なので、順列の個数になる。

長さ 文字列 個数
1 A, B 2=21
2 AA, AB, BA, BB 4=22
3 AAA, AAB, ABA, ABB, BAA, BAB, BBA, BBB 8=23
4 AAAA, AAAB, AABA, ABAA, BAAA、AABB, …, BBBA, BBBB 16=24
7 AAAAAAA, AAAAAAB, …, BBBBBBA, BBBBBBB 128=27
よって、求める文字列の数は
 21+22+23+24+25+26+27
 =2+4+8+16+32+64+128
 =254(イ)
である。


キーワード
・順列・組合せ

キーワードの解説
  • 順列・組合せ
    要素の集り(集合)から、いくつかの要素を選び出し、選び出した順番に意味があるのが順列(permutation)。選び出した順番に意味がないのが組合せ(combination)。
    例)A〜Fの文字が書かれた6枚のカードから、任意の2枚のカードを選び、1枚目と2枚目に選んだカードの文字について順列を求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)を別に数えるが、組合せを求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)は1つとして数える。

もっと、「順列・組合せ」について調べてみよう。

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