平成20年 春期 基本情報技術者 午前 問30

ファイルの格納に関する記述のうち、アーカイブの説明として適切なものはどれか。

 ア  主記憶における特定のデータやレジスタの値などを一時的にほかの記憶装置に格納する。
 イ  同一のファイルを二つの磁気ディスクに格納し、データ保存の信頼性を確保する。
 ウ  ファイルの更新履歴を磁気ディスクに格納する。
 エ  複数のファイルを一つのファイルにまとめて、記憶装置に格納する。


答え エ


解説

 ア  メモリダンプやレジスタダンプの説明です。
 イ  磁気ディスクのミラーリングの説明です。
 ウ  ジャーナルファイルの説明です。
データベースではよく使われます。
 エ  アーカイブの説明です。


キーワード
・アーカイブ

キーワードの解説
  • アーカイブ(archive)
    一般的なアーカイブ(archive)の日本語訳は“書庫”で、コンピュータ用語では複数のファイル(ディレクトリ、フォルダ)を一つのファイルにまとめたものです。
    複数のファイルをバックアップするときや、他のシステムにデータを移動するときに使用する。
    アーカイブすることを「書庫化」、元のファイルを取り出すことを「展開」という。
    アーカイブ形式としてはTARやCAB、ZIP、LZHなどがある。アーカイブには複数のファイルをまとめるだけでなくデータの圧縮をするものも多い。

もっと、「アーカイブ」について調べてみよう。

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