ホワイトボックステストのテストデータを作成するときの注目点として、適切なものはどれか。
ア |
同値分割法を適用して得られた同値クラスごとの境界値 |
イ |
プログラムのアルゴリズムなどの内部構造 |
ウ |
プログラムの機能 |
エ |
プログラムの入力と出力の関係 |
答え イ
【解説】
ア |
同値クラスごとの境界値のデータでテストを行なうのは、ブラックボックステストです。
同値クラスの境界値とは、有効な入力値と、無効な入力値の境界の値を使ってテストすることです。
例)入力データとして、時間(00:00-23:59)を指定し、06:00-21:59以外のデータを深夜割増料金として計算する場合のテストデータは、05:59(深夜割増)、06:00(通常)、21:59(通常)、22:00(深夜割増)になる。 |
イ |
アルゴリズムについてのテストを行なうのは、ホワイトボックステストです。 |
ウ |
機能についてのテストは、ブラックボックステストです。 |
エ |
入出力についてのテストは、ブラックボックステストです。 |
【キーワード】
・ホワイトボックステスト
【キーワードの解説】
- ホワイトボックステスト(white box test)
ソフトウェアのテストで、ソフトウェアの内部構造に注目して行うテストのことです。
ソースファイルのどの部分に対するテストを行なったかを評価するカバレージ率なども、ホワイトボックステストで得られる値です。
ホワイトボックステストの対義語をブラックボックステスト(black box test)といい、ソフトウェアの外部的な動作についてのテストを行なう方法です。
もっと、「ホワイトボックステスト」について調べてみよう。
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