プログラミングの標準化に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
プログラマの個性を否定することが目的でなく、コンパイラによる最適化の効果を得やすくすることが本来の目的である。 |
イ |
プログラミングに関する規約を設けることによって、プログラマの犯しやすい誤りを未然に防止する効果がある。 |
ウ |
プログラム言語に依存しない共通事項についての規定を定めることが目的である。 |
エ |
プログラムの標準的な実行時間を明確にし、効率の良いプログラムの作成を促進する効果がある。 |
答え イ
【解説】
ア |
標準化することにより、ソースコードの見た目には個性はなくなります。
また、標準化することにより、最適化の効果が高まることもありますが、本来の目的ではありません。 |
イ |
標準化の目的の一つに誤りやすい記述を禁止することもあります。
例)C言語におけるGOTO文の使用の抑制。内部変数の初期化の徹底。 |
ウ |
標準化の内容はプログラム言語に依存する項目もあります。 |
エ |
標準化し見やすいソースコードになった結果、実行時間が悪化する場合もあります。 |
【キーワード】
・プログラミングの標準化
【キーワードの解説】
- プログラミングの標準化
プログラミングで作成するソースコードの書き方を標準化することで、標準化のためのドキュメントをコーディング規約と呼びます。
コーディング規約には、コメントの書き方や段落についての条件など見た目について標準化と、難解なプログラムにならないようにするための制限事項などがあります。
多くの場合、会社や職場、プロジェクトの単位で標準化を行いますが、業界として標準化を行っている場合もあります。
もっと、「プログラミングの標準化」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|