平成20年 春期 基本情報技術者 午前 問57

“診療科”表、“医師”表及び“患者”表がある。
患者がどの医師の診察も受けることができ、かつ診察する医師の特定もできる“診察”表はどれか。
ここで、表定義中の実線は主キーを、破線は外部キーを示す。

診療科
診療科コード 診療科名称
医師
医師番号 医師名 診療科コード
患者
患者番号 患者名

 ア
医師番号 患者番号 診察日時
 イ
医師番号 診察日時
 ウ
診療科コード 医師番号 診察日時
 エ
診療科コード 患者番号 診察日時


答え ア


解説
“診察”表は患者毎に作成されるため、“患者”表の主キーである「患者番号」が必要です。
また、問題文に「診察する医師の特定もできる」とあるので“医師”表の「医師番号」が必要になります。
選択肢で「患者番号」「医師番号」を持っているのは

医師番号 患者番号 診察日時
(ア)になります。
 イ  この表では患者を特定できない。
 ウ  この表では患者を特定できない。
 エ  この表では医師を特定できない。


キーワード
・主キー
・外部キー

キーワードの解説
  • 主キー
    主キーは関係データベース(リレーショナルデータベース、RDB)において、データの組(レコード)を識別するのに最もふさわしいデータの項目(列)のことです。
    主キーを使いデータの組を特定します。
  • 外部キー
    外部キーは他のデータの組(レコード)のデータを参照するときのために、他のデータの組のキー(多くの場合、主キー)を自分のデータ項目としてもつことです。
    外部キーを使い必要なデータを参照します。

もっと、「主キー」について調べてみよう。

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