クライアントサーバシステムにおけるストアドプロシジャの記述として、誤っているものはどれか。
| ア | アプリケーションから一つずつSQL文を送信する必要がなくなる。 |
| イ | クライアント側のCALL文によって実行される。 |
| ウ | サーバとクライアントの間で通信トラフィックを軽減することができる。 |
| エ | データの変更を行うときに、あらかじめDBMSに定義しておいた処理を自動的に起動・実行するものである。 |
答え エ
【解説】
| ア | 選択肢の説明の通り、ストアドプロシジャを使用すると、アプリケーション(クライアント)はサーバに定義した手続きの実行要求を送信するので、SQL文を一つずつ送る必要がない。 |
| イ | 選択肢の説明の通り、クライアントがサーバ上に定義した手続きの実行を要求するときには、CALL文を送信する。 |
| ウ | 選択肢の説明の通り、クライアントはサーバに対しSQL文でなく、手続きの実行要求のみを送信するので、クライアントとサーバ間の通信データ量を削減することが可能である。 |
| エ | 処理を自動的に起動・実行するのではなく、クライアントからの要求で起動・実行する。 |
【キーワード】
・ストアドプロシジャ
- ストアドプロシジャ(stored procedure、ストアドプロシージャ)
データベースに対する一連の処理を1つのプログラムにして、クライアントからは1つ1つSQL文でデータベースに要求するのではなく、プログラムを指定することでデータベースに対する処理を実行することです。
もっと、「ストアドプロシジャ」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ