平成18年 秋期 ソフトウェア開発技術者 午前 問70

主キーをもつある行を削除すると、それを参照している外部キーへ既定値を自動的に設定するために指定するSQLの語句はどれか。

 ア  CASCADE  イ  CHECK
 ウ  RESTRICT  エ  SET DEFAULT


答え エ


解説

 ア  CASCADEは、参照される側のデータが削除される場合、削除されたデータを外部キーとして参照していたデータも削除される。
変更された場合は、参照する側の外部キーも変更される。
 イ  CHECKは、データの追加や更新をするときに有効なデータの範囲を定義することです。
 ウ  RESTRICTは、参照する側のデータが残っている限り、参照される側のデータは削除も更新もできない。
 エ  SET DEFAULTは、参照される側のデータが削除や更新されたとき、参照する側の外部キーの値を既定値が設定される。


キーワード
・外部キー

キーワードの解説
  • 外部キー
    データベースで、2つのテーブルの間で参照関係にあるときに、参照する側のテーブル内の、参照される側の変数のことを外部キーという。
    外部キーは、参照する側から適宜アクセスが発生するため、参照される側で削除・修正を行うと整合が取れなくなってしまうため、整合性を保つための処理が考慮されている。

もっと、「外部キー」について調べてみよう。

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