平成18年 春期 ソフトウェア開発技術者 午前 問78

JIS Q 9001(ISO 9001)に規定されているものはどれか。

 ア  外部から購入したソフトウェア製品を最終製品に組み込む場合は、動作検査を実施した後に行う。
 イ  設計の妥当性確認は、ソフトウェア開発者自身が行うテスト及びデバッグによって実現される設計検証の一つとして実施する。
 ウ  トレーサビリティが要求される製品は、製品番号などによって固有の識別を管理し記録する。
 エ  納入製品に組み込むために提供された顧客の所有物には、顧客の知的所有権は含まれない。


答え ウ


解説

 ア  外部から購入したソフトウェアは刺繍製品に組み込んでから動作検査を行います。
 イ  ソフトウェアの設計の妥当性確認は品質管理部門が行います。
 ウ  トレーサビリティ(追跡可能性)が要求される製品には、個々の製品に製品番号などを付与し識別できるようにします。
 エ  顧客から提供されるものの中には、顧客の知的所有権も含まれます。


キーワード
・JIS Q 9001

キーワードの解説
  • JIS Q 9001(ISO 9001)
    組織が品質マネジメントシステム(Quality Management System、QMS)を確立し、文書化・実施して、それを維持することです。
    また、その品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善するために要求される規格です。

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