平成19年 秋期 ソフトウェア開発技術者 午前 問21

80Gバイトの磁気ディスク6台を、予備ディスク(ホットスペアディスク)1台込みのRAID 5構成にした場合、実行データ容量は何Gバイトになるか。

 ア  240  イ  320  ウ  400  エ  480


答え イ


解説
6台の磁気ディスクのうち1台は他のディスク装置が故障したときのための予備ディスクなので実行データ容量の計算対象ではない。
すなわち、このシステムでは実質5台の磁気ディスク装置でRAID 5を実現していることになる。
RAID 5では複数台の磁気ディスク装置のうち1台分を誤り訂正符号データ格納に使用するので、使用できるデータ容量は5台-1台の4台分の容量になる。
1台の磁気ディスクの容量が80Gバイトなので、4台分の320Gバイト(イ)が、この磁気ディスクシステムの容量になる。


キーワード
・RAID 5

キーワードの解説
  • RAID 5
    RAID 5は複数のハードディスク構成で、ビット単位に誤り訂正符号を作成し、誤り訂正符号を複数のディスクで分散する方式です。
    RAIDには0〜6まであり、多くの場合RAID対応とはRAID 5を示します。(将来的にはRAID 6が主流になると思う。)

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