平成19年 春期 ソフトウェア開発技術者 午前 問26

ジョブとジョブステップの説明のうち、適切なものはどれか。

 ア  ジョブはコンピュータで実行されるひとまとまりの処理であり、一つ以上のジョブステップから構成される。
更にジョブステップは、CPUの割当てを受ける単位であるタスク又はプロセスから構成される。
 イ  ジョブは“実行”、“実行可能”又は“待ち”のいずれかの状態をとり、この状態をジョブステップと呼ぶ。
ジョブステップは割込みによって切り替わる。
 ウ  ジョブはバッチ処理で用いられる概念である。
オンライン処理に当てはめると、ジョブはプロセスに、ジョブステップはスレッドに相当する。
 エ  ジョブは、リーダー、イニシエータ、ターミネータ、ライターの順に実行される。
これらの各処理を、ジョブステップと呼ぶ。


答え ア


解説

 ア  ジョブとジョブステップの説明です。
 イ  “実行”、“実行可能”又は“待ち”の状態があるのは、タスクです。
 ウ  ジョブはコンピュータが行う仕事の単位で、バッチ処理に限って用いるわけではありません。
 エ  ジョブは、リーダー、イニシエータ、ターミネータ、ライターの順に実行されこれを、ジョブスケジューラといいます。


キーワード
・ジョブステップ

キーワードの解説
  • ジョブステップ(job step)
    コンピュータに行わせる仕事の単位をジョブといいます。
    ジョブを小さな単位に分けたとき、その一つ一つをジョブステップと呼び、ジョブステップは一つ以上のプロセス(タスク)を含みます。
    ジョブは、一つ以上のジョブステップから構成され、ジョブステップは一つ以上のプロセスから構成されます。

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