ソフトウェアの再利用技術のうち、リバースエンジニアリングを説明したものはどれか。
ア |
既存のプログラムから、そのプログラムの仕様を導き出す技術である。 |
イ |
既存のプログラムから導き出された仕様を修正して、プログラムを開発する技術である。 |
ウ |
既存のプログラムを部品化し、それらの部品を利用して、プログラムを開発する技術である。 |
エ |
クラスライブラリにある既存のクラスを利用しながら、プログラムを開発する技術である。 |
答え ア
【解説】
ア |
説明の通り、ソフトウェアのリバースエンジニアリングは、プログラムから仕様書を導く技術です。 |
イ |
仕様書を導くまでがリバースエンジニアリングですが、そこからのプログラム開発はリバースエンジニアリングには含まれません。 |
ウ |
IP(Intellectual Property)の説明です。ソフトウェア以外にもシステムLSIの開発でも行われています。 |
エ |
クラスライブラリとは、共通的な属性や手続きのクラスを再利用するためにライブラリ化したものです。 |
【キーワード】
・リバースエンジニアリング
【キーワードの解説】
- リバースエンジニアリング(reverse engineering)
ソフトウェアやハードウェアを分解したり解析したりして、その仕組み、仕様、要素技術などを明らかにすることです。
企業がライバル会社の製品に対して行うことが多いが、自社の製品で仕様書と製品の動作が異なっているときに、製品の動作から仕様書を修正する場合もある。
他社製品に対しリバースエンジニアリングするときには、特許などの知的財産権に注意を払う必要がある。
もっと、「リバースエンジニアリング」について調べてみよう。
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