Random(n )は、0以上n 未満の整数を一様な確率で返す関数である。
整数型の変数A 、B 及びC に対して一連の手続きを実行したとき、C の値が0になる確率はどれか。
A =Random(10)
B =Random(10)
C =A -B
ア |
1/100 |
|
イ |
1/20 |
|
ウ |
1/10 |
|
エ |
1/5 |
答え ウ
【解説】
変数A とB はRandom(10)なので、値としては0〜9の10種類の整数である。
ここで、A の値が0になる確率は1/10で、B の値が0となるのも1/10なので、A =B =0となる確率は1/100である。
同様にA =B =1となる確率も1/100、A =B =2となる確率も1/100、…、A =B =9となる確率も1/100であるから、A =B となる確率は
(1/100)×10(0〜9の10通り)=1/10
(ウ)である。
【キーワード】
・乱数
【キーワードの解説】
- 乱数
区間内に属するすべての値が同じ程度に発生し、ある値の前後の値とは関係しない数字の並びのことです。
発生する値x に1, 2, 3, …, nと番号をつけたとき、xnとxn-1やxn+1との間に規則性がないものになります。(代表例はサイコロを振って出た目の数です。)
コンピュータで完全な乱数を発生させることは不可能なため、擬似的に特殊なアルゴリズムを用いて作り出します。(擬似乱数)
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