スループットの説明として、適切なものはどれか。
ア |
ジョブがシステムに投入されてからその結果が完全に得られるまでの経過時間のことであり、入出力の速度やオーバヘッド時間などに影響されない。 |
イ |
ジョブの稼働率のことであり、“ジョブの稼働時間÷運用時間”で求められる。 |
ウ |
ジョブの実行可能数のことであり、使用されるシステムの資源によって上限が決まる。 |
エ |
単位時間当たりのジョブの処理件数のことであり、スプーリングはスループットの向上に役立つ。 |
答え エ
【解説】
ア |
トランザクション処理性能の説明です。 |
イ |
スループットとジョブの稼働率は異なります。ジョブの稼働率はシステムの混み具合を示します。 |
ウ |
スループットとジョブの実行可能数は異なります。ジョブの実行可能数はシステムのリソースの量を示します。 |
エ |
スループットの説明です。 |
【キーワード】
・スループット
【キーワードの解説】
- スループット(throughput)
一定の時間内に処理できるデータ量のことです。
コンピュータでは処理できるデータの個数で表したりします。
また、通信では理論値からプロトコルのオーバヘッド分などを除いた実効転送量になります。
もっと、「スループット」について調べてみよう。
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