アジャイル開発のスクラムにおけるスプリントのルールのうち、適切なものはどれか。
ア | スプリントの期間を決定したら、スプリントの1回目には要件定義工程を、2回目には設計工程を、3回目にはコード作成工程を、4回目にはテスト工程をそれぞれ割り当てる。 |
イ | 成果物の内容を確認するスプリントレビューを、スプリントの期間の中間時点で実施する。 |
ウ | プロジェクトで設定したスプリントの期間でリリース判断が可能なプロダクトインクリメントができるように、スプリントゴールを設定する。 |
エ | 毎回のスプリントプランニングにおいて、スプリントの期間をゴールの難易度に応じて、1週間から1か月までの範囲にせていする。 |
答え ウ
【解説】
アジャイル開発のスクラムとは、顧客が要望するシステムに実装すべき機能をいくつかの段階に分け、優先度の高い順に反復して開発することが特徴で、この反復の単位がスプリントです。
スプリントの期間は短期間であることが特徴で、通常1〜4週間で設定され、この期間中に仕様の確定から詳細設計、開発、テストまで、システム開発に必要なほぼすべての業務が行われます。
スプリントは開発者にとって、実装すべき機能の開発に集中する期間でもあるため、プロジェクトで設定したスプリントの期間でリリース判断が可能なプロダクトインクリメントができるように、スプリントゴールを設定します。(ウ)
【キーワード】
・スクラム