システムAとシステムBのフルバックアップのデータ量は、それぞれ400Gバイトと600Gバイトである。
次の条件でバックアップを磁気テープに記録する場合に、システムAとシステムBで必要となる磁気テープの本数は、それぞれ最小で何本か。
答え ウ
【解説】
それぞれに必要な磁気テープの本数を考える。
- システムA
データ量が400Gバイトで一週間分の差分バックアップ量が25%なので、1世代のバックアップのデータ量は500Gバイトになる。
1本の磁気テープに記録できるデータ量が1,000Gバイトなので、1本の磁気テープで2世代分のバックアップを行うことができ、3世代分のデータを確保するには2本の磁気テープが必要である。
磁気テープを再利用するにはそのテープにはこの3世代より古いバックアップデータが記録されている必要があるので、更に1本の磁気テープが必要になり、合計で3本になる。
- システムB
データ量が600Gバイトで一週間分の差分バックアップ量が25%なので、1世代のバックアップのデータ量は750Gバイトになる。
1本の磁気テープに記録できるデータ量が1,000Gバイトなので、3世代分のデータを確保するには3本の磁気テープが必要である。
磁気テープを再利用するにはそのテープにはこの3世代より古いバックアップデータが記録されている必要があるので、更に1本の磁気テープが必要になり、合計で4本になる。
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システムAの磁気テープの本数 |
システムBの磁気テープの本数 |
ウ |
3 |
4 |