トランザクションのACID特性のうち、原子性(atomicity)の記述として、適切なものはどれか。
ア | データベースの内容が矛盾しない状態であること |
イ | トランザクションが正常終了すると、障害が発生しても更新結果はデータベースから消失しないこと |
ウ | トランザクションの処理が全て実行されるか、全く実行されないかのいずれかで終了すること |
エ | 複数のトランザクションを同時に実行した場合と、順番に実行した場合の処理結果が一致すること |
答え ウ
【解説】
ア | データベースの内容が矛盾しない状態であることは、ACID特性の一貫性(Consistency)の説明です。(×) |
イ | トランザクションが正常終了すると、障害が発生しても更新結果はデータベースから消失しないことは、ACID特性の耐久性(Durability)の説明です。(×) |
ウ | トランザクションの処理が全て実行されるか、全く実行されないかのいずれかで終了することは、ACID特性の原子性(Atomicity)の説明です。(〇) |
エ | 複数のトランザクションを同時に実行した場合と、順番に実行した場合の処理結果が一致することは、ACID特性の独立性(Isolation)の説明です。(×) |
【キーワード】
・ACID特性