リストには、配列で実現する場合とポインタで実現する場合とがある。 リストを配列で実現した場合の特徴として、適切なものはどれか。 ここで、配列を用いたリストは配列に要素を連続して格納することによってリストを構成し、ポインタを道いたリストは要素と次の要素へのポインタも用いることによってリストを構成するものとする。
ア | リストにある実際の要素数にかかわらず、リストに入れられるよその最大戸数に対応した領域を確保し、実際には使用されない領域が発生する可能性がある。 |
イ | リストの中間要素を参照するには、リストの先頭から順番に要素をたどっていくことから、要素数に比例した時間が必要となる。 |
ウ | リストの要素を格納する領域の他に、次の要素を指し示すための領域が別途必要となる。 |
エ | リストへの挿入位置がわかる場合には、リストにある実際の要素数にかかわらず、要素の挿入を一定時間で行うことができる。 |
答え ア
【解説】
ア | リストにある実際の要素数にかかわらず、リストに入れられるよその最大戸数に対応した領域を確保し、実際には使用されない領域が発生する可能性があるのは、配列を用いたリストの特徴です。(〇) |
イ | リストの中間要素を参照するには、リストの先頭から順番に要素をたどっていくことから、要素数に比例した時間が必要となるのは配列を用いたリストでも、ポインタを用いたリストでも発生します。(×) |
ウ | リストの要素を格納する領域の他に、次の要素を指し示すための領域が別途必要となるのは、ポインタを用いたリストの特徴です。(×) |
エ | リストへの挿入位置がわかる場合には、リストにある実際の要素数にかかわらず、要素の挿入を一定時間で行うことができるのは、ポインタを用いたリストの特徴です。(×) |
【キーワード】
・リスト