Webブラウザのcookieに関する設定と、それによって期待される効果の記述のうち、もっとの適切なものはどれか。
ア | サードパーティcookieをブロックする設定によって、当該Webブラウザが閲覧したWebサイトのコンテンツのキャッシュが保持されなくなり、閲覧したコンテンツが当該Webブラウザの他の利用者に知られないようになる。 |
イ | サードパーティcookieをブロックする設定によって、当該Webブラウザがh区数のWebサイトを閲覧したときにトラッキングされないようになる。 |
ウ | ファーストパーティcookieを承諾する設定によって、当該WebブラウザがWebサイトの改ざんをcookieのハッシュ値を用いて検知できるようになる。 |
エ | ファーストパーティcookieを承諾する設定によって、当該Webブラウザがデジタル証明書の失効情報を入手でき、閲覧中のWebサイトのデジタル証明書の有効性を確認できるようになる。 |
答え イ
【解説】
サードパーティcookie(3rd party cookie)とは、利用者が閲覧しているWebサイトと異なるドメイン(ホスト)から発行されたcookieのことで、当該Webサイトに掲載されている広告などが保存するcookieです。
このサードパーティcookieにより、いろいろなWebサイトを閲覧しても関連する広告が何度も表示するなど広告主が効率のよい活動のために使用しています。
しかし、サードパーティcookieはWebブラウザの利用者の行動を追跡できてしまうためプライバシー保護の観点で望ましくないのでWebブラウザの提供(開発)企業はサードパーティcookieの利用についての規制を行っています。
【キーワード】
・Cookie