BCM(Business Continuity Management)において考慮すべきレジリエンスの説明はどれか。
ア | 競争力の源泉となる、他社に真似のできない自社固有の強み |
イ | 想定されているすべてのリスクを回避して事業継続を行う方針 |
ウ | 大規模災害などの発生時に事業の継続を可能とするために事前に策定する計画 |
エ | 不測の事態が生じた場合の組織対応力や、支障が生じた事業を復元させる力 |
答え エ
【解説】
BCMにおけるレジリエンス(resilience)は、企業や組織が事業が停止してしまうような事態に直面したときにも、受ける影響の範囲を小さく抑え、通常と同じレベルで製品・サービスを提供し続けられる能力のことです。
レジリエンスを確保し高めていくためには、影響を受けないようにする“対応力”と、影響を受けても早期に元通りの状態に戻れるようにする“復旧力”の、両面からの対策が必要になります。
【キーワード】
・BCM