暗号機能を実装したIoTにおいて脅威となるサイドチャネル攻撃に該当するものはどれか。
ア | 暗号化関数を線形近似する式を導き、その線形近似式から秘密情報の取得を試みる。 |
イ | 装置が発する電磁波を測定することによって秘密情報の取得を試みる。 |
ウ | 二つの平文の差分とそれぞれの暗号文の差の関係から、秘密情報の取得を試みる。 |
エ | 理論的にあり得る復号鍵の全てを機器に入力して秘密情報の取得を試みる。 |
答え イ
【解説】
ア | 暗号化関数を線形近似する式を導き、その線形近似式から秘密情報の取得を試みるのは、線形解読法です。(×) |
イ | 装置が発する電磁波を測定することによって秘密情報の取得を試みるのは、サイドチャネル攻撃です。(〇) |
ウ | 二つの平文の差分とそれぞれの暗号文の差の関係から、秘密情報の取得を試みるのは、差分解読法です。(×) |
エ | 理論的にあり得る復号鍵の全てを機器に入力して秘密情報の取得を試みるのは、ブルートフォース攻撃(brute force attack)です。(×) |
【キーワード】
・サイドチャネル攻撃