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製品Xto製品Yを販売している企業が、見積作成と提案書作成に掛かる業務時間をそれぞれ20%削減できるシステムの構築を検討している。 Activity-Based Costingを用いて、次の条件が洗い出された。 本システム構築による製品Xの見積作成と製品Xの提案書作成に関する月間人件費削減効果は幾らか。
[条件]
| ア | 4万円 |
| イ | 8万円 |
| ウ | 12万円 |
| エ | 14万円 |
答え ウ
【解説】
条件から製品Xと製品Yの見積作成に掛かる時間の合計は
50時間 + 150時間 = 150時間
になり、製品Xと製品Yの提案書作成に掛かる時間の合計は
50時間 + 400時間 = 450時間
になり、それぞれの人件費から人件費単価を求めると、見積作成の人件費単価は
60万円÷150時間 = 4,000円/時間
提案書作成の人件費単価は
360万円÷450時間 = 8,000円/時間
になる。
システム構築(導入)で業務時間を20%削減できるので、製品Xの見積作成の削減できる人件費は
4,000円/時間×50時間×20% = 4万円
製品Xの提案書作成の削減できる人件費は
8,000円/時間×50時間×20% = 8万円
なので、本システム構築による製品Xの見積作成と製品Xの提案書作成に関する月間人件費削減効果は12万円(ウ)になる。
【キーワード】
・活動基準原価計算